鷹取山 インディーズ磨崖仏



【コースタイム】
●東逗子→5分→神武寺→25分→鷹取山

【参考サイト・資料】
●ヤマレコ > 鷹取山
●Google マップ - 鷹取エリア
●Google マップ - 朝比奈・池子

●みなみらんぼう の 一歩二歩山歩(読売新聞 夕刊 2013年12月26日) 「第774話 鷹取山」 
※図書館で読めるはずです





■案内板。上が南です。
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■展望台 ■展望台
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■展望台から見た景色 ■潜水艦が
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■アントニオ・ガウディの世界 ■サントリーのCMに出てきそう
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■昔、石切り場 ■今、クライミングウォール
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■石切り場跡 ■石切り場跡


■公式磨崖仏。保存が難しそう。 ■公式磨崖仏
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■立派な舗装道路 ■「インディーズ磨崖仏」入り口
無許可で彫刻するなよ!するなよ!(見学どうぞ!どうぞ!)みたいな感じでしょうか?
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■不動明王 ■不動明王 アップ
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■阿弥陀如来 ■阿弥陀如来 アップ
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■雛壇 ■雛壇(正面)
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■磨崖仏 アップ ■磨崖仏 アップ
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■雛壇(左側) この角度だとエジプトの神殿みたい ■雛壇(右側)
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■道元 親鸞 ■雛壇(右側) 「アジアの心」という作品だそうです
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■薬師如来。雛壇左側の道を登った所にあります。
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■弥勒菩薩 。薬師如来の先にあります(2014年3月) ■弥勒菩薩 。磨崖仏にツタが絡まってる。(2015年10月)
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■弥勒菩薩を過ぎT字路を左折。突き当たりのロープを登るとあります。これだけは離れてます。展望台の裏側付近。 ■小林亜星に似てますね?
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石の階段コース

鋸山 地図 マップ map 車力道 関東ふれあいの道 安兵衛井戸と沢コース 地獄覗き ラピュタの壁 吹抜洞窟 観音洞窟 岩舞台

【コース状況】
・入口はロープウェイ山頂駅。外階段なので営業時間に関係なく通れる。
・階段が磨耗して山道状態。ハイキングコースとしては普通ですが、観光客が気軽に使うような道ではないです。
・日本寺を通らないと他のコースに行けない。日本寺通過に拝観料がかかる。

【参考サイト・資料】
●房日新聞>⑦蒼の階段コース(忘却の石階段ルート)
●房日新聞>⑩鋸山地殻変動観測所(房総半島の地殻変動観測)



■マムシ注意


■ロープウェー山頂駅裏口。「石の階段コース」入口。■稜線
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■稜線の地蔵 ■稜線の地蔵
DSC01888.jpg 地蔵


■老朽化した階段。もちろん街灯もない。 ■階段
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■大雪(2014年2月)の傷跡。通行には問題なし。 ■出口
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■東大地震研究所 ■地殻変動観測抗
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ラピュタの壁

鋸山 地図 マップ map 車力道 関東ふれあいの道 安兵衛井戸と沢コース 地獄覗き ラピュタの壁 吹抜洞窟 観音洞窟 岩舞台
※ここは日本寺の敷地外なので無料で見学できます!

鋸山 看板 地図 マップ ラピュタの壁
日本語では宮崎駿の「天空の城ラピュタ」を匂わせながら英語ではスウィフトと書くところが憎い、いや上手い!
※Jonathan Swift(ジョナサン・スウィフト、1667年11月30日~1745年10月19日) ガリヴァー旅行記作者



■入口に看板があります。坂道の途中なので、展望台に気づかず素通りする人も多いみたい。 ■北側の景色が一望できます。手前から千葉県金谷港。東京湾。対岸は神奈川県三浦半島。


「登山道整備事業」で手すりが付き、立派な展望台になりました。ちなみに手すりが付く前は虎ロープでした ■船の先端みたいに突き出ています・・・ポキッと折れそうで怖い。ここは地獄覗きより怖いかも


■凄い ■岩の窓から木が・・・
ラピュタの壁 ラピュタの壁


■壁にクライミングの痕跡が・・・ ■所々、抜けてる ガクガクブルブル((;゚Д゚)); ガクブル


■。( ゚∀゚)o彡゜ ラピュタ! ( ゚∀゚)o彡゜ ラピュタ! ■見上げると・・・壁に木が・・・。
ラピュタの壁 ラピュタの壁







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石切り場跡エリア

鋸山 看板 地図 マップ

ラピュタの壁 地図 鋸山 石切場 ヤマノススメ 観音洞窟 岩舞台 吹抜洞窟 切り通し跡 ぶらり途中下車の旅 ナイトウ旅行社 佐藤仁美 三船美佳 千葉県 マップ

●吹抜洞窟
・ツッカエ棒の写真で有名
・入り口が封鎖された為、上から入る抜け道ができてました。

●観音洞窟
・壁面に「ビリケンの絵」と「観音菩薩」があります。

●岩舞台
・イベントに使われる大広場。
・放置された重機が朽ち果てラピュタの世界になってます。

●工事用道路
・関係者以外立ち入り禁止の「工事用道路」があります。


吹抜洞窟



■つっかえ棒の写真で有名
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■関係者が封鎖したくなる気持ちもわかる
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切り通し跡

■案内板ができてました ■木製階段を上って左折すると観音洞窟。階段を上らず直進すると車力道。


■車力道側から撮影



丸池
丸池・三角池の名称はかじや旅館さんのハイキングマップ (PDF)に出てます。

■四角いけど「丸池」 ■魚が泳いでます。ボウフラ対策でしょうか?


■ラピュタに取り残された魚 ■水面が鏡のよう


■池の上もラピュタだった (」゚ロ゚)」オオオオオッッッ



三角池
丸池・三角池の名称はかじや旅館さんのハイキングマップ (PDF)に出てます。

■水が黒いのはヤシャブシの実のせい? ■モリアオガエルの声はすれど姿は見えず(・_・?)
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観音洞窟



■案内板ができてました。 ■壁面に「ビリケンの絵」と「観音菩薩」があります。詳細は不明。



岩舞台

■収容人数は多いけどベンチは少ない ■イベントに使われる大広場
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■「安全第一の彫物」の下に木製の展望台があります。
■なぜか「安王弟一」になってます
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■展望台の木製階段が壊れてました。天板を直すとトラップになってしまうので、修理されるまで、このまま放置。(2013年6月) ■展望台の木製階段の上に氷が落が落ちてました。ツララが落ちてくる仕掛けでしょうか!?ここはあなどれない!”(2014年12月)
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■TOYOTA製のブルドーザー
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■索道? ■石切の歴史
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■石材用ノコギリ?
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■検索してもヒットしない!!w(゚o゚*)w


■ヤシャブシの実。水に入れると水が黒くなる。 ■山でとっていいいのは写真だけ。残していいのは足跡だけ。


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あじさい広場の上 & 樋道跡(といみちあと)

鋸山 地図 マップ map 車力道 関東ふれあいの道 安兵衛井戸と沢コース 地獄覗き ラピュタの壁 吹抜洞窟 観音洞窟 岩舞台


関東ふれあいの道(あじさい広場上)

■この区間は滑り易いため「登山道整備事業」対象 ■露岩の階段
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樋道跡(といみちあと)

■標柱に落し物の帽子が...。 ■この広場の奥に「樋道跡(といみちあと) 」があります。


■石材を滑らせて運んだスベリ台跡。 ■ここは知らずに素通りする人が多いです。


■(2016年5月8日) ■(2016年5月8日)


■新しく看板ができてました(2016年5月8日)


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車力道⇒あじさい広場⇒観月台

鋸山 地図 マップ map 車力道 関東ふれあいの道 安兵衛井戸と沢コース 地獄覗き ラピュタの壁 吹抜洞窟 観音洞窟 岩舞台

■車力道→あじさい広場
鋸山 看板 地図 マップ
トンネル出口→3分→ツリーハウス→2分→水洗トイレ→3分→観月台

■分岐。左は車力道。右のトンネルは「あじさい広場」への抜け道。 ■トンネルを出て右側の階段を登ると「あじさい広場」。ここは富津市のハイキングマップにも載っている公式ルート


■高速道路沿いを歩く。一本道なので迷うことはありません。 ■こんな階段が出てきます。


■階段を上りきると「あじさい広場」。倉庫とツリーハウス。 ■ツリーハウス


■ツリーハウス。二階から出てるローブは下の車道まで続いてます。おそらく荷揚げ用に使っているのでしょう。 ■別のツリーハウス。こちらは製作途中のようです。
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■あじさい広場の由来。 ■あじさい広場に洋式水洗トイレがあります。


■観月台 ■観月台の休憩所。現在は老朽化のため屋根が撤去されてます。


■観月台。海を眺めながら下ります。
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車力道(しゃりきみち)

鋸山 地図 マップ map 車力道 関東ふれあいの道 安兵衛井戸と沢コース 地獄覗き ラピュタの壁 吹抜洞窟 観音洞窟 岩舞台

×「しゃりきどう」 ○「しゃりきみち」 ←重箱読みなんですね

【参考サイト・資料】
●房日新聞>②車力道コース(石畳続くお勧めルート)
●金谷美術館:kanayaart>ネイチャーミュージアム鋸山


■ここは京都?鎌倉? 味のある石畳 ■切割
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■TVチャンピオン「サバイバル王」作の巨大リース! ■トムソーヤの世界
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■窓から車力道 ■ヒモを使って安全面にも配慮
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■切割 ■石垣~平場跡の側面
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日本寺

鋸山 看板 地図 マップ 日本寺マップ

■ロープウェー山頂駅、十州一覧台、地獄覗き
この三つは稜線伝いに行けません。独立してます。三つ登るのは大変なので十州一覧台をスルーする人も多いみたいです。

■大仏
山の下の方にあります。大仏から「ロープウェー山頂駅」「有料道路山頂駐車場」へは上り。JR保田駅までは下りですけど2.2キロ。

2015年7月21日(火)放送 そうだ旅に行こう。【世界に誇る!夏祭りにっぽんの絶景ランキング】


【参考サイト・資料】
鋸山 日本寺 公式サイト
●房日新聞>鋸山>アクセス編
●房日新聞>鋸山>日本寺編



■百尺観音の足元から見上げた地獄覗き ■百尺観音(30.3m)
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■百尺観音(30.3m)
切割にあるせいか、こちらの方が大きく見える。
■日本寺大仏(31.05メートル)←日本一大きい
●奈良の大仏(18.18メートル)
●鎌倉の大仏(13.350メートル)
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■東海千五百羅漢 ■東海千五百羅漢
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■東海千五百羅漢 ■東海千五百羅漢~Vサインしてるように見えますね♪
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■東海千五百羅漢~「鬼平犯科帳」の出てくる「笹やのお熊(北林谷栄)」に似ているような...。 ■東海千五百羅漢
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■日牌堂。天邪鬼? ■不動明王(不動滝)
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■観音堂(表参道料金所の隣)の屋根に何やら...。 ■天邪鬼でしょうか?愛嬌がありますね♪
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ロープウェー山頂駅

鋸山 地図 マップ map 車力道 関東ふれあいの道 安兵衛井戸と沢コース 地獄覗き ラピュタの壁 吹抜洞窟 観音洞窟 岩舞台

■ロープウェー山頂駅の無料屋上展望台
・乗客でなくても利用できます。
・個人的には鋸山で一番景色の良い展望台。広いので順番待ちや時間制限もありません。

【参考サイト・資料】
●房日新聞>鋸山>アクセス編>鋸山ロープウエー
●房日新聞>鋸山>人物編>鋸山ロープウエー株式会社の取締役社長
鋸山ロープウェー株式会社←京成電鉄株式会社(東京都墨田区)の100%子会社


ロープウェー山頂駅

■薄明光線(天使の梯子) ■ポスト
ロープウェー屋上展望台 薄明光線 天使の梯子 DSC01874.jpg


■(ノ゚Д゚)ヤッホー!! ■観光用の山頂表示。一等三角点は別の場所にあります。


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■十州一覧台から見た山頂駅。最西端なので西側に人工物がない。 ■十州一覧台から見た山頂駅
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鋸山の石切物語(上)(下) (2016.5.1 産経ニュース)

鋸山 地図 マップ map 車力道 関東ふれあいの道 安兵衛井戸と沢コース 地獄覗き ラピュタの壁 吹抜洞窟 観音洞窟 岩舞台
※当ブログで使っている地図を載せておきますね(・‿・*) にっこり

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鋸山の石切物語(上)-日本の近代化支えた房州石 歴史残る登山道(2016.4.30 産経ニュース)
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 都道府県別で最高標高点が最も低い千葉県で、独特の存在感を放つ鋸山(鋸南町、富津市)。そそりたつ岩々は圧巻で、周辺一帯は昭和60年ごろまで、上質な「房州石」の石切場として、日本の近代化をインフラや建築面で幅広く支えてきた歴史を持つ。観光面でも、鋸山は近年人気が上がっている。

 房州石は軟らかくて火に強い特徴があり、東京の台場(砲台)や、埼玉県の草加煎餅の窯といった実用的な用途で使われていることが確認されているほか、県内外の建築物で見つかっており、学術的に注目が集まっている。千葉県立中央博物館(千葉市中央区)では、房州石に注目した企画展が開催中だ。

 ■女性が石を運ぶ

 4月の晴れた暖かい日、父が石切業を営んでいたという金谷美術館館長の鈴木裕士さん(55)に鋸山を案内してもらった。

 現在、山頂付近に行くには、主に3つの山道がある。往路は「車力道コース」を選んだ。かつて切り出した石を、女性が荷車で運んでいた道を元に整備されたという。

 急勾配を進み、開けた場所に着くと、草が生えている直方体の石がいくつも並んでいた。「房州石は80キロほどの直方体に切り出して出荷された。あれは切り出した後に放っておかれて、草が生えたもの」(鈴木さん)

 石切りの歴史が垣間見え、気持ちははやるが、一歩一歩を踏み出すのに力がいる場所も多い。

 休憩を挟み、数々の石切場があった山の上部に到着した。石が切り出されてできた大きな穴「吹抜洞窟」や「観音洞窟」のほか、宮崎駿監督のアニメ映画にちなんだとみられる、100メートル近い垂直な面が広がる「ラピュタの壁」もあった。

 いずれもスケールが大きく、人の手によるものとは思えない。名前は通称的なもので、地元でいつの間にか浸透していたという。これらの光景は、通常の登山道をそれずに見られる。

 ■使用された機械

 「岩舞台」と呼ばれた石切場跡では、町おこしのコンサートが行われている。付近には、大きなチェーンソーが赤茶色にさびて転がっていた。

 「昭和33年ごろからこういった機械が使われるまでは、人の手で切り取られていた」と鈴木さんが教えてくれた。まずはつるはしの様な道具で、切り取りたい形に溝を彫った後、『矢』と呼ばれる楔(くさび)を打ち込み、たたいて石を切ったのだという。

 山頂の景色は素晴らしかった。眼下には、東京湾と茂った木々が広がる。

 復路に選んだ「関東ふれあいの道」には、途中「樋道(といみち)跡」があった。急斜面に石を敷き詰めたすべり台のような樋道に、切り取った石を滑らせて下へ運ぶ仕組みだ。「80キロの石をツタで連ね、電車のように滑らせていた。上手な人は10個くらいつなげていたようだ」と鈴木さんは説明する。

 途中、何組かの登山客と出会った。登山コースの傾斜が大きいため、富士山の登山練習に来る人もいるのだという。都心に近く、歴史もある登山コースは、さらなる人気となる可能性を秘めていると感じた。(千葉総局 山本浩輔、写真も)

http://www.sankei.com/premium/news/160430/prm1604300021-n1.html


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鋸山の石切物語(下) 歴史生かす金谷の物語 芸術と融合 石の魅力磨く (2016.5.1 産経ニュース)
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 ■芸術と融合、石の魅力磨く

 江戸時代中頃に切り出され始めたとみられる鋸山一帯の房州石は、幕末から明治にかけての急速な近代化で需要が増えた。山の麓にある金谷港(富津市)から運ばれ、横浜港や横浜市の外国人墓地の坂の一部など、神奈川・東京方面で多く見られ、皇居のお堀にも使用されている。採石は現在は行われていないが、金谷では歴史を活用した町づくりが現在も進んでおり、入山者は増加傾向にある。

 ◆山の「第二の人生」

 鋸山では明治から昭和の初期ごろまで、1本80キロほどの房州石が年間最大56万本も切り出されていた。県立中央博物館(千葉市中央区)地学研究科の高橋直樹主任上席研究員は「鋸山の石は火山灰が固まった凝灰質砂岩で、房総半島が海の中にあったことも分かる。粒子の模様が特徴で、赤い筋の入ったものは特に高価だった」と話す。房州石は、近年でも新たに使用地が見つかっているという。

 だが、隆盛を誇った採石は、中国から安価な石が入ってきたあおりを受けるなどして昭和60年に終了。その後、山は観光地として「第二の人生」を歩んできた。

 平成19年5月には、鋸山の石を生かした町づくりを目指す民間団体「金谷ストーンコミュニティー」が活動を開始。房州石でつけた漬物の開発や、房州石の窯を使ったピザ店の開店などに取り組んだ。同時期には石や地質の専門家が鋸山の調査を本格化させていたことから、シンポジウムも開催した。

 父の士朗さん(90)が鋸山の採石業者だった鈴木裕士さん(55)は、古くから金谷に夏目漱石、東山魁夷ら多くの文化人らが訪れていたことに着目。「無機質な石とアートの融合が面白いと思い」、平成22年に金谷美術館を開館した。「石と芸術のまち」を掲げ、中心的な立場で仲間たちと町づくりを進める。

 加えて登山道の整備も進み、入山者数の指標となる鋸山ロープウエーの年間利用客数は23年度が33万人、24年度が38万人、25年度が40万人、26年度が46万人と堅調に増加した。27年度も微増したという。

 ◆若い移住者も

 さまざまな取り組みは雇用を生み、新しい若い力が集まっている。

 同美術館の広報担当、滝田一馬さん(26)は東京都葛飾区出身。町にほれ込んで昨年会社を辞めて移住したといい、「美術館で働きながら、金谷に来た外国の方が楽しめる企画づくりをしています」と話す。町づくりに取り組む若い移住者は、ほかにも10人以上いるという。

 鈴木さんは「金谷の宝である石の歴史を磨き、魅力ある町をつくりたい」と意気込んでいる。 (山本浩輔)

                   ◇

 県立中央博物館では房州石の歴史などに着目した企画展「石材が語る火山がつくった日本列島」を6月5日まで開催中。一般300円など。月曜休館。

http://www.sankei.com/premium/news/160501/prm1605010015-n1.html
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